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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻12号

1994年11月発行

症例

フルニエ壊疽の1例

著者: 吉野恭正1 大石幸彦1 鈴木康之1 細部高英1 波多野孝史1 町田豊平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.967 - P.969

文献概要

 71歳,男性。左陰嚢部の発赤腫脹,疼痛および38度の発熱を主訴に当科受診。ピペラシリンによる化学療法により解熱したが陰嚢皮膚は自潰する一方,発赤,皮下膿瘍が鼠径部から左下腹部に波及した。Fournier壊疽と診断し陰嚢から左下腹部にかけて開放創とし,術後24日目創部正常肉芽となり完治した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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