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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻13号

1994年12月発行

特集 尿路結石症の再発予防法

カルシウム含有結石予防のための薬物療法

著者: 森川満1

所属機関: 1旭川医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.1002 - P.1006

文献概要

はじめに
 尿路結石に対する治療は近年めざましい進歩をとげている。特に体外衝撃破結石破砕術(ESWL)の普及とともに結石そのものに対する治療は以前より容易となり,尿路結石に対する治療適応も変化してきている。しかしながら尿路結石という症状の治療は進歩したが,尿路結石症という疾患に対する治療はいまだ進歩しておらず,結石の再発に関しては以前同様に苦慮する症例もある。結石の再発を予防するためには結石を生じた原因に対する検索が必要であり,その原因に対してさまざまな治療が行われることになる。以下尿路結石の中で最も頻度の高いカルシウム含有結石に対する薬物療法について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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