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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻2号

1994年02月発行

文献概要

症例

運動誘発急性腎不全の1例

著者: 平石攻治1 大森正志1 村尾敏2 山口真弘2

所属機関: 1高松市民病院泌尿器科 2西条中央病院内科

ページ範囲:P.145 - P.147

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 患者は21歳の男性で,発熱と嘔気があり近医にて投薬を受けランニングを行ったところ,嘔吐,上腹部痛,腰痛が出現した。5日後上腹部痛が強く某病院へ入院し,蛋白尿,顕微鏡的血尿,血清クレアチニン9.lmg/dlより急性腎不全と診断された。翌日より血清クレアチニンは下降し,約2週間後正常値となった。経過中乏尿や黒っぽい尿はみなかった。
 症状や経過がIshikawaら1)の述べる運動誘発急性腎不全に相当すると思われ報告1)し,文献的考察を行う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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