文献詳細
症例
文献概要
患者は21歳の男性で,発熱と嘔気があり近医にて投薬を受けランニングを行ったところ,嘔吐,上腹部痛,腰痛が出現した。5日後上腹部痛が強く某病院へ入院し,蛋白尿,顕微鏡的血尿,血清クレアチニン9.lmg/dlより急性腎不全と診断された。翌日より血清クレアチニンは下降し,約2週間後正常値となった。経過中乏尿や黒っぽい尿はみなかった。
症状や経過がIshikawaら1)の述べる運動誘発急性腎不全に相当すると思われ報告1)し,文献的考察を行う。
症状や経過がIshikawaら1)の述べる運動誘発急性腎不全に相当すると思われ報告1)し,文献的考察を行う。
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