文献詳細
講座 泌尿器科医に必要な薬理学の知識・3
文献概要
麻酔薬
1.麻酔導入薬
全身麻酔の導入に用いられている主な薬剤の薬理的特徴,使用上の注意などを表1にまとめた。
超短時間作用性Barbiturate
これらの薬物は急速に短時間持続の催眠を起こす。投与量に応じて軽度の鎮静から,意識の消失までの状態を起こし,さらに大量になるとしばしば無呼吸を起こす。心筋抑制作用があるが,ゆっくりと投与することによりその抑制反応を最少にできる。循環動態が不安定なことが予測されるときや循環血液量減少があるときなどは少量を投与する。なお,Thiopentalが血管外に注入されると,局所の組織の損傷が起こるので注意する。
1.麻酔導入薬
全身麻酔の導入に用いられている主な薬剤の薬理的特徴,使用上の注意などを表1にまとめた。
超短時間作用性Barbiturate
これらの薬物は急速に短時間持続の催眠を起こす。投与量に応じて軽度の鎮静から,意識の消失までの状態を起こし,さらに大量になるとしばしば無呼吸を起こす。心筋抑制作用があるが,ゆっくりと投与することによりその抑制反応を最少にできる。循環動態が不安定なことが予測されるときや循環血液量減少があるときなどは少量を投与する。なお,Thiopentalが血管外に注入されると,局所の組織の損傷が起こるので注意する。
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