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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻3号

1994年03月発行

症例

遠位尿管閉鎖症の1例

著者: 繁田正信1 苔原修2 三田憲明3 松本曉3

所属機関: 1たかの橋中央病院泌尿器科 2中津第一病院泌尿器科 3国立福山病院泌尿器科

ページ範囲:P.239 - P.241

文献概要

 生後23日の男子。主訴は腹部腫脹。生後腹部腫脹が持続するため当院を受診した。lVU,CTにて左巨大尿管,左腎機能低下の診断にて左ループ尿管瘻造設術を施行。術後左腎よりの尿流出はなく,腎機能廃絶と判断した。左尿管瘻造影では尿管下端は盲端に終わっており遠位尿管閉鎖症と診断し,左腎尿管摘出術を施行した。術中所見でも,左尿管は交差部下方で盲端に終わり,膀胱との連絡はなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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