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増刊号特集 小児泌尿器科診療 小児泌尿器科の最前線
Wilms腫瘍,膀胱横紋筋肉腫診療の進歩
著者: 横森欣司1
所属機関: 1東京大学医学部小児外科
ページ範囲:P.15 - P.26
文献購入ページに移動1978年のBeckwithら1)により提唱されたunfavorable histologyの概念の導入以後,組織像別の集学的治療によりウイルムス腫瘍(以下WT)を中心とした小児腎悪性腫瘍の治療成績は著しく向上した。さらに近年,同グループによりWTの前駆病変nephrogenic restの臨床的意義が明らかにされ,新しい治療アプローチが提言された2)。本稿ではWT診療におけるこれらの新しい流れについて概説する。
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