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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻4号

1994年03月発行

増刊号特集 小児泌尿器科診療

治療の実際

無症候性血尿および無症候性蛋白尿

著者: 石原幸宏1 伊藤拓2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部小児科 2国立小児病院

ページ範囲:P.115 - P.121

文献概要

はじめに
 無症候性血尿,蛋白尿とは,本来,尿所見以外腎尿路系疾患に伴う浮腫,乏尿,腹痛その他の臨床症状や,低蛋白血症,腎機能低下などの検査所見の異常が認められないものを呼ぶ臨床診断名である。日常診療では,これらの異常所見に気付かれずに,学校検尿などで偶然に尿所見異常を発見されて来院するものが少なくない。したがって本稿では,このような偶然に尿所見異常を発見されるものを広義の無症候性血尿,蛋白尿として,その診断のすすめかた,治療について述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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