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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻4号

1994年03月発行

増刊号特集 小児泌尿器科診療

治療の実際

小児の水腎症—今日的問題点を中心に

著者: 妹尾康平1 田中誠1

所属機関: 1福岡市立こども病院泌尿器科

ページ範囲:P.153 - P.161

文献概要

はじめに
 先天性水腎症の臨床は1940年代後半Ander-son&Hynes1)によるdismembered pyeloplastyが高い評価を受けて以来,今日では最も多く行われ2),その治療成績も安定し,手術手技に関する問題はほぼ解決をみたかに思われていた。
 その一方で,最近とみに発展著しい画像診断手技,ことに超音波診断法(USG)の胎児診断への応用は尿路の先天異常,なかでも水腎など尿流障害や嚢胞性疾患の出生前診断を可能にした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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