文献詳細
症例
文献概要
55歳の男性,1991年10月に食道癌(扁平上皮癌)の根治手術をうけた。
1992年5月頃より肉眼的血尿をきたし同年10月に受診したところ,右腎に腫瘍が認められた。画像診断上,食道癌の腎転移が疑われ,他に転移所見がなかったので右腎摘除術を施行した。組織は扁平上皮癌で食道癌の転移と診断した。転移性腎腫瘍は生存中に発見されることは比較的稀である。
1992年5月頃より肉眼的血尿をきたし同年10月に受診したところ,右腎に腫瘍が認められた。画像診断上,食道癌の腎転移が疑われ,他に転移所見がなかったので右腎摘除術を施行した。組織は扁平上皮癌で食道癌の転移と診断した。転移性腎腫瘍は生存中に発見されることは比較的稀である。
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