文献詳細
原著
文献概要
前立腺肥大症25名に対してサーメックスIIを用いて治療温度47.5℃,治療時間70分の経尿道的ラジオ波高温度療法を施行した。重篤な副作用は認めず,治療後の尿閉は32%に認めた。自覚的改善度は88.2%で他覚的改善度は50%であった。総合評価では有用率63.7%であった。本治療に対するアンケート調査では満足が43.5%,やや満足が17.4%,どちらでもないが26%,やや不満が13%であり,総合評価の有用度とアンケート調査の満足度は正の相関を認めた。
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