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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻6号

1994年05月発行

症例

乳糜尿症の診断にリンパシンチグラフィーが有用であった1例

著者: 池田龍介1 津川龍三1 東光太郎2

所属機関: 1金沢医科大学泌尿器科学教室 2金沢医科大学放射線学教室

ページ範囲:P.436 - P.439

文献概要

 59歳,男性。乳糜尿症として過去数回の腎盂内薬液注入を受けている。前回治療より,1年後の再発を認めて来科。患側部位診断として逆行性腎盂造影を施行したが腎盂外逆流像は認められず,99mTc標識ヒト血清アルブミンによるリンパシンチグラフィーを施行し左腎に異常集積像が得られ同側に対して硝酸銀の腎盂内薬液注入を施行し,乳糜尿の消失を認めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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