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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻7号

1994年06月発行

文献概要

綜説

男性不妊症治療の最近の進歩

著者: 山本雅憲1 日比初紀1 三宅弘治1

所属機関: 1名古屋大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.457 - P.465

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 男性不妊症治療の最終自標は,あくまでも妊娠である。したがってたとえ精液所見が改善しても妊娠に結び付かなければ,標準的治療法には成りがたい。その意味で現在最も有効な治療法は外科的治療法である。体外授精,顕微授精に代表される生殖操作技術を併用することにより,数年前までは,治療が困難とされていた先天性精管欠損症においても挙児を得ることが可能になっている。今後は安全で有効な薬物療法の開発に向けて基礎的臨床的な研究が展開されなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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