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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻8号

1994年07月発行

文献概要

特集 新しい自律神経機能検査と泌尿器科領域への応用

レーザドプラ血流計測法

著者: 辻岡克彦1

所属機関: 1川崎医科大学医用工学

ページ範囲:P.578 - P.584

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はじめに
 血流計測は,循環動態の解析に重要であるが,先端技術の導入により計測法が進歩してきた。血流の計測には,生理学的に二つの側面がある1)
 第一は,エネルギー供給という側面であり,この場合は臓器血流の計測が重要である。すなわち,血流量,特に平均血流量が計測対象となる。第二は,血管内部における血流の流れを流動態学的に解析する血行力学的側面である。この場合は,拍動性の血流速度あるいは血流速プロフィルの計測が重要であり,電磁血流計,超音波ドプラ血流計,それにレーザドプラ血流計が用いられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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