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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻9号

1994年08月発行

文献概要

症例

膀胱癌転移による髄膜癌腫症の1例

著者: 坂本直孝1 長野正史1 中村元信12 蓑田優1

所属機関: 1県立宮崎病院泌尿器科 2現北九州医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.679 - P.682

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 71歳,女性の膀胱癌転移による髄膜癌腫症を経験した。浸潤性膀胱癌に対し膀胱全摘術後,2年9か月後に頭痛,ふらつきにて発症し,両下肢麻痺,難聴と症状は悪化した。腰椎穿刺による髄液細胞診にて診断された。治療開始時にはすでに多発性脳転移を認め,放射線療法および髄腔内抗癌剤投与を施行するも,治療開始後11日目に死亡した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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