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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻9号

1994年08月発行

症例

小児の陰茎にみられた尖圭コンジローマ

著者: 松山恭輔1 桶川隆嗣1 永田美保1 木村光隆1 工藤潔1 千野一郎1

所属機関: 1杏林大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.690 - P.691

文献概要

 1歳10か月,男性。冠状溝付近に小腫瘤が出現し,徐々に増大したため,当科受診。初診時,冠状溝付近の包皮にほぼ全周性と亀頭部に数か所木苺状の腫瘤を認め,尖圭コンジローマの診断で入院となった。背面切開術および電気焼灼術を行った。病理組織学的には典型的な尖圭コンジローマの像であった。コンジローマ組織よりウイルスDNAアッセイにてヒトパピローマウイルスII型が同定された。術後1年6か月現在再発は認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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