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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻1号

1995年01月発行

文献概要

症例

感染性偽嚢胞で発見された副腎褐色細胞腫

著者: 相澤卓14 松本哲夫1 古堅進亮1 山本真也2 海老原善郎3

所属機関: 1東京医科大学八王子医療センター泌尿器科 2東京医科大学泌尿器科 3東京医科大学病理学 4東京医科大学病院泌尿器科

ページ範囲:P.57 - P.60

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 症例は40歳,女性。発熱のため,近医受診し,肝腫瘍の診断の下に穿刺された後,感染性腎嚢胞の疑いにて当科を紹介された。高血圧などの内分泌症状はなく,諸検査の結果右副腎嚢胞と考えられ,保存的に加療を行ったが,微熱が続き嚢胞摘出術を施行した。病理診断にて褐色細胞腫であった。術後経過良好で,6か月の現在,外来にて経過観察中である。
 嚢胞を形成した褐色細胞腫は本邦報告26例があるのみで若干の考察を加えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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