文献詳細
画像診断
前立腺癌骨転移のMRI
著者: 藤井靖久13 大和田文雄1 水野英明1 東四雄1 奥野哲男1 有澤千鶴1 水野ひとみ2
所属機関: 1大宮赤十字病院泌尿器科 2大宮赤十字病院放射線科 3中野総合病院泌尿器科
ページ範囲:P.73 - P.75
文献概要
主訴 尿閉。
現病歴 1992年5月当科を初診し,前立腺癌(低分化腺癌)と診断された。
検査所見 前立腺特異抗原1.9ng/ml(正常値≦3.6),γ—セミノプロテイン2.3ng/ml(≦4.0),前立腺酸性ホスファターゼ2.8ng/ml(≦3.0)。
入院後経過 骨盤内リンパ節転移および左腸骨転移(図参照)が認められたため,内分泌療法が施行され,1994年8月現在再燃はみられない。
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