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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻10号

1995年09月発行

文献概要

手術手技 基本的な手術・17

コメント・1

著者: 大川順正1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.736 - P.737

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 永久的尿路変向術は,最近の傾向として患者のQOLを重視する立場から尿禁制型の術式が選択される方向にあることは衆知のところであるが,患者の状態,原疾患の状況などから,なお,失禁型の術式が施行されることも多い。その主たる術式は回腸導管が一般に施行されているが,著者らが記載されているように,症例によっては尿管皮膚造瘻がその利点を発揮することも無視は出来ない。私どももこのような経験を数多く持っており,回腸導管症例と長期に比較検討した結果を報告しているが,この機会に平塚・有吉論文に感銘を受けつつその手術手技などを中心として私見を述べさせていただくことにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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