icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻10号

1995年09月発行

症例

CA19-9陽性膀胱原発印環細胞癌の1例

著者: 杵渕芳明1 紺谷和彦1 鶴田崇1 岡根谷利一1 山口建二1 小川秋實1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.769 - P.772

文献概要

 49歳の男性。頻尿,排尿痛のため受診し,膀胱生検にて腺癌が検出された。血清CA19—9は著明に高値であった。膀胱原発低分化型腺癌の診断の下,シスプラチン動注療法を施行し,CA19-9は著明に低下した。その後,根治的膀胱全摘除術を施行したが,術後CA19−9は漸増し,再発のため患者は死亡した。最終診断はCA19-9陽性膀胱原発印環細胞癌であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら