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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻10号

1995年09月発行

症例

膀胱腫瘍を併発した後腹膜孤立性神経線維腫

著者: 石田俊光12 松本真一1 迎圭一郎1 村橋勲1

所属機関: 1東京警察病院泌尿器科 2国立小児病院泌尿器科

ページ範囲:P.773 - P.776

文献概要

 47歳男性。人間ドックの直腸指診で直腸右側に腫瘤を触知し入院精査。膀胱鏡にて膀胱腫瘍の併発を認めた。神経線維腫はvon Recklinghausen病に合併してみられることが多く,後腹膜に孤立性に発生することは極めて稀である。文献上,孤立性の神経線維腫と悪性腫瘍の合併頻度に関して報告はなく,当症例においても偶然同時期に発見されたと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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