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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻11号

1995年10月発行

手術手技 基本的な手術・18

後腹膜リンパ節郭清術

著者: 小松秀樹1

所属機関: 1山梨医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.822 - P.829

文献概要

 精巣腫瘍に対する後腹膜リンパ節郭清術にはstage 1に対するstaging手術と化学療法後の残存腫瘍切除がある。staging手術を施行しても,surveil-lanceで経過をみても最終的な生命予後は変わらない。したがって,staging手術は射精障害を来さないようにしないかぎり意義は少ない。化学療法後の残存腫瘍切除は主たる治療手段ではありえない。したがって生命を脅かすような侵襲を加えることは適当でない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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