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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻11号

1995年10月発行

セミナー 泌尿器科に役立つ心身医療・1

慢性疼痛に対する心身医学的治療

著者: 山内祐一1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科,病態運動学講座,人間行動学分野

ページ範囲:P.835 - P.841

文献概要

 いたみは各科の日常臨床で必ず扱われる愁訴である。いたみが慢性化すると情緒的側面が大きくなり,心因性疼痛と重なる部分が生じてくる。通常,不安,抑うつ,とらわれが高頻度にみられる。したがって,単にいたみを除去するだけでなく,同時に心理面へのアプローチを行わないといたずらにいたみは長引く。向精神薬も有用であるが,その他の不安除去法や心身医学的リハビリテーションなど,行動医学的治療手技が望ましい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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