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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻11号

1995年10月発行

症例

血清CA19-9値が高値を示した左高度水腎水尿管症

著者: 釜井隆男1 當眞嗣裕1 増田均1 石渡大介1

所属機関: 1公立昭和病院泌尿器科

ページ範囲:P.855 - P.857

文献概要

 45歳,男性,健診にて血清CA19-9値の異常高値と左水腎症を指摘された。画像所見では左高度水腎水尿管症と左尿管下端の結石を認めるのみで,肝,胆,膵には異常を認めなかった。左腎尿管摘除術を施行し,病理所見では悪性像はみられなかった。腎盂内容液の尿細胞診はclass 1であった。腎盂,尿管粘膜はCA19-9で陽性に染色された。術後1か月後の血清CA19-9値は22U/mlと正常域まで下降した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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