文献詳細
特集 泌尿器科領域での救急医療—病態と治療
文献概要
膀胱外傷
1.膀胱外傷の病態生理
1)膀胱外傷の80%は骨盤骨折を伴うため恥骨,坐骨骨折では直腸損傷を伴うこともある。よって敗血症性ショック,出血性ショックをきたすことがある。
2)膀胱破裂,特に腹腔内破裂では尿が腹腔内にもれるため腹膜炎症状を呈する。
3)よって診断,治療の遅れは予後を不良にする。
1.膀胱外傷の病態生理
1)膀胱外傷の80%は骨盤骨折を伴うため恥骨,坐骨骨折では直腸損傷を伴うこともある。よって敗血症性ショック,出血性ショックをきたすことがある。
2)膀胱破裂,特に腹腔内破裂では尿が腹腔内にもれるため腹膜炎症状を呈する。
3)よって診断,治療の遅れは予後を不良にする。
掲載誌情報