icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻12号

1995年11月発行

特集 泌尿器科領域での救急医療—病態と治療

膀胱・尿道外傷

著者: 中野間隆1

所属機関: 1済生会神奈川県病院泌尿器科

ページ範囲:P.913 - P.916

文献概要

膀胱外傷
1.膀胱外傷の病態生理
 1)膀胱外傷の80%は骨盤骨折を伴うため恥骨,坐骨骨折では直腸損傷を伴うこともある。よって敗血症性ショック,出血性ショックをきたすことがある。
 2)膀胱破裂,特に腹腔内破裂では尿が腹腔内にもれるため腹膜炎症状を呈する。
 3)よって診断,治療の遅れは予後を不良にする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら