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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻12号

1995年11月発行

手術手技 基本的な手術・19

コメント・2

著者: 小野佳成1 大島伸一2

所属機関: 1小牧市民病院泌尿器科 2社会保険中京病院泌尿器科

ページ範囲:P.945 - P.946

文献概要

 膀胱腫瘍に対する膀胱全摘除術や前立腺癌に対する前立腺全摘除術における骨盤内リンパ節郭清術での筆者らと前掲の大園らの手術手技との大きな相違点は,筆者らは①体位を仰臥位で手術を施行している。②膀胱腫瘍に対しては膀胱,前立腺,精嚢を経腹腔的にen blocに摘出するために,リンパ節郭清術も経腹腔的に行っている。③前立腺癌に対する前立腺全摘除術ではリンパ節の郭清範囲を総腸骨節,正中仙骨節を含めて行っている。などである。
 前立腺全摘除術については,筆者らも経後腹膜腔的に行っているので,リンパ節郭清も経後腹膜腔的に行っている。以下,前述の相違点を中心に筆者らの行っている手術について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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