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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻13号

1995年12月発行

症例

腎部分切除術を施行した大豆大の腎細胞癌

著者: 高山達也1 伊原博行1 福田健1 畑昌宏1 鈴木和雄2 藤田公生2

所属機関: 1聖隷三方原病院泌尿器科 2浜松医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.1031 - P.1034

文献概要

 症例は39歳男性。検診の超音波検査で左腎に長径約1cmの高エコー腫瘤を指摘され受診。腹部ダイナミックCTでは実質性の腫瘤として確認できたが,MRIおよび血管造影では明らかな占拠性病変は指摘できなかった。腎癌の診断のもとに左腎部分切除術を施行した。組織学的診断は腎細胞癌,胞巣型,淡明細胞亜型,grade 1,INFα,pT 1,pVO,径0.7 cmであった。筆者らの調べ得た限り,偶然発見され腎部分切除術を受けた腎細胞癌では最小径であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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