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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻13号

1995年12月発行

症例

薬物治療が有効であった後腹膜線維症の1例

著者: 桜井正樹1 山下敦史1

所属機関: 1松坂市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.1039 - P.1042

文献概要

 62歳男性。左側腹部不快感を主訴に来院。左水腎症,腎機能低下を認めた。CT, MRIにてL5部位大動静脈より左総腸骨動静脈領域に動静脈を包むような軟部組織腫瘤を認めた。特発性後腹膜線維症と診断しステロイドを中心とした薬物療法を行った。水腎症は速やかに改善し腹部大血管周囲軟部組織陰影も減退した。初期治療後1年3か月経過したが経過は順調である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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