文献詳細
原著
文献概要
精索静脈瘤診断に接触性サーモグラフィーを用い,視触診,超音波診断,ドップラー診断との比較を試みた。静脈造影を全例施行していないため,確定診断ではないが,精索静脈瘤として陽性所見を得た22例中,視触診では14例(64%)が診断可能であったが,サーモグラフィーでは20例(91%),ドップラーでは18例(82%),超音波では8例(36%)が診断可能であった。
以上より,精索静脈瘤診断,特にいわゆるサブクリニカル精索静脈瘤診断において,接触性サーモグラフィーは簡便かつ有用な診断の一助であり,特にドップラーとの併用が推奨される。
以上より,精索静脈瘤診断,特にいわゆるサブクリニカル精索静脈瘤診断において,接触性サーモグラフィーは簡便かつ有用な診断の一助であり,特にドップラーとの併用が推奨される。
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