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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻2号

1995年02月発行

文献概要

症例

膀胱拡大術後に発生した膀胱腺癌

著者: 橋本紳一13 戸塚一彦1 上山裕1 山田茂樹2 徳江章彦3

所属機関: 1自治医科大学大宮医療センター泌尿器科 2自治医科大学大宮医療センター病理部 3自治医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.153 - P.156

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 結腸利用膀胱拡大術後23年で発生した膀胱腺癌の1例を報告する。症例は57歳男性で,肉眼的血尿を主訴に来院した。34歳時にS状結腸利用膀胱拡大術,左腎摘除術,右腎部分切除術を受け,44歳時に上行結腸利用膀胱拡大術を再度受けた。慢性腎不全のため3年前より血液透析を受けている。膀胱腺癌の診断で,膀胱全摘術および右腎尿管全摘除術(遊離上行結腸切除も含む)を施行した。病理学的には膀胱部から発生した腺癌であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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