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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻2号

1995年02月発行

症例

前立腺癌と乳癌の重複癌の1例—エストロゲン誘発性乳癌の可能性

著者: 寺内雅美1 内藤仁2

所属機関: 1沼津市立病院形成外科 2沼津市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.157 - P.159

文献概要

 進行前立腺癌ホルモン療法経過中に生じたエストロゲン誘発性と思われる原発性乳癌1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告した。今後種々の治療法の開発により患者生存期間が延長されることが予想されるが,エストロゲン療法による乳癌の誘発の可能性が示唆されており,治療経過における乳房の観察が重要であるとともに,安全性の高い治療法の開拓が期待される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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