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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻2号

1995年02月発行

文献概要

症例

前立腺全摘術後に発症した輸血後移植片対宿主病

著者: 千葉琢哉1 森田高1 古屋徹1 金子昌司1 石井泰憲1 内田茂治2

所属機関: 1社会保険埼玉中央病院泌尿器科 2日本赤十字社中央血液センター研究部

ページ範囲:P.161 - P.163

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 症例は76歳,男性。前立腺癌stageB 2の診断で前立腺全摘術を施行し,術中に採血後3日目の日赤新鮮血を600ml輸血した。術後5日目より高熱が続き,急激に汎血球減少を来した。猩紅熱様皮疹・黄疸も出現し,術後26日目に急性腎不全のため死亡した。DNAフィンガープリントより,輸血後移植片対宿主病と診断された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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