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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻2号

1995年02月発行

症例

2,8ジヒドロキシアデニン尿路結石症の1例

著者: 鈴木薫1 藤岡知昭2

所属機関: 1山本組合総合病院泌尿器科 2岩手医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.165 - P.167

文献概要

 18歳,男性。左側腹部痛を主訴に当科外来を受診した。受診時米粒大の小結石を排出しその成分は2,8-dihydroxyadenineであった。患者の赤血球Adenine Posphoribosyltransferase酵素活性値の低下が認められ,その酵素の部分欠損による尿路結石症と診断した。現在低プリン食とアロプリノール100mg/日の投与で結石の再発を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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