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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻4号

1995年03月発行

増刊号特集 泌尿器科病棟マニュアル—ベッドサイドの検査と処置・私はこうしている

ベッドサイドトラブル対処法—こんなサインを見逃すな

タンポナーデ

著者: 池田龍介1

所属機関: 1金沢医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.122 - P.124

文献概要

 心タンポナーデに代表されるようにタンポナーデという病態は浸出液などが管腔臓器の被膜内や管腔内に貯留し臓器そのもの本来の働きが障害される病態をいう。泌尿器科的にタンポナーデといえば膀胱内に多量の凝血塊が貯留し尿閉状態をもたらす膀胱タンポナーデと考えてよい(図1)。本症は血尿の経過中にみられ患者は高度の苦痛を訴える。このため,ベッドサイドでの迅速な処置が要求されることとなる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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