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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻4号

1995年03月発行

増刊号特集 泌尿器科病棟マニュアル—ベッドサイドの検査と処置・私はこうしている

術前・術後1週間の患者管理

陰茎プロステーシスまたは人工尿路括約筋の設置手術

著者: 藤野淡人1 岡本重禮1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.187 - P.189

文献概要

1 術前のポイント
1.インフォームドコンセント
a)当然のことであるが,まず手術の適応,意義,必要条件などにつき説明する。次いで陰茎プロステーシス,ノンインフレータブル(NIPP)主たはインフレータブル(IPP;図1),あるいは人工尿路括約筋(図2)の構造,原理,操作法を説明する。メーカーが分かり易いパンフレットや実物モデルを提供してくれるので,それらを用いるとよい。
b)手術そのものに伴う各種リスクは他の手術と同様である。それに加えて術後合併症,特にプロステーシス感染,穿孔,侵蝕,水腎症や反復性腎盂腎炎(人工括約筋),そして,人工臓器そのものの故障(product failure)などについて説明し,理解を得ておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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