文献詳細
増刊号特集 泌尿器科病棟マニュアル—ベッドサイドの検査と処置・私はこうしている
文献概要
手術部ドレーンあるいは尿道バルーンの抜去時期に適切な時期はあるが,絶対的な時期はない。各泌尿器科医あるいは医局の考え方によってさまざまである。しかし,唯一共通しているべき根拠は安全性であり,特に術後感染症に対する配慮にウエートがおかれる。ここでは,尿路手術に限定して,ドレーンあるいは尿道バルーンの抜去時期を著者らの経験にもとずき示した。
長期留置を要する症例では,院内感染症の魔の手から逃れるべく,可能であれば早期に退院させ外来で抜去するのも良策である。
長期留置を要する症例では,院内感染症の魔の手から逃れるべく,可能であれば早期に退院させ外来で抜去するのも良策である。
掲載誌情報