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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻7号

1995年06月発行

症例

両側性多発肺転移巣切除が有効であった腎癌

著者: 松下靖1 長谷川道彦1 石倉功一1 丹治進1 藤岡知昭1 伊藤伊一朗2

所属機関: 1岩手医科大学泌尿科学 2岩手医科大学第3外科学

ページ範囲:P.479 - P.482

文献概要

 症例は62歳,男性。左側腎腫瘍で根治腎摘除術を施行している。両側肺転移巣に対し,インターロイキン併用のLymphokine activated killer;LAK療法を施行,転移巣の増大を認めた時点でこれら病巣に対し手術療法を施行した。左側では27個,右側では6個の転移巣に対し,肺部分切除,腫瘍核出術および無水アルコールによる凝固療法を施行した。術後2年10か月を経過した現在,自宅加療中である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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