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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻7号

1995年06月発行

症例

脳脊髄炎によるゴナドトロピン分泌障害が原因と考えられた射精障害

著者: 岸浩史1 横木広幸1 椎名浩昭1 井川幹夫1 石部知行1

所属機関: 1島根医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.494 - P.496

文献概要

 症例は25歳の男性。急性脳脊髄炎のため入院,神経学的後遺症なく治癒したが,退院後まもなく射精障害が出現した。内分泌検査により視床下部機能障害に伴ったゴナドトロピン分泌低下が原因の射精障害と診断した。ゴナドトロピン(HCG, HMG)投与では効果は不十分であったが,酢酸ゴナドレリン(LH-RH)投与では著明な効果が得られた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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