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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻8号

1995年07月発行

綜説

抗癌剤感受性試験の現況と展望

著者: 深津英捷1 本多靖明1 山田芳彰1

所属機関: 1愛知医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.535 - P.542

文献概要

 癌化学療法の実施にあたつて重要な点は,最も有効な抗癌剤を選ぶことは言うに及ばず,副作用を最小限に予防することである。多彩な生物学的特性を有する悪性腫瘍に対して画一的なプロトコールに基づいた化学療法を行うのみでは,満足し得る結果は得られない。個々の癌患者に最適な抗癌剤を投与するためには,抗菌剤の感受性試験に匹敵する抗癌剤の感受性試験の開発が不可欠である。ここでは,現在までに行われてきた主なin vitroおよびin vivo感受性試験の現況ならびに今後の展望について文献的考察を加え概説した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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