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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻8号

1995年07月発行

症例

体外衝撃波砕石術により発症した下大静脈血栓症

著者: 笠岡良信1 森山浩之1 福重満1 中島康2 井川幹夫3

所属機関: 1県立広島病院泌尿器科 2県立広島病院第3外科 3島根医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.577 - P.579

文献概要

 症例は62歳の男性。右側腹部痛を主訴に当科受診した。右尿管結石の診断にて体外衝撃波砕石術(ESWL)を施行した。術後行われたCTにて下大静脈血栓を認めた。凝固異常などの基礎疾患はなくESWLが原因と考えられた。抗凝固剤の内服による治療を行ったところ,約3か月後には血栓は消失した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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