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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻8号

1995年07月発行

症例

多発性骨髄腫の化学療法中に発症したフルニエ壊疽

著者: 脇本直樹1 桑田成雄1 元吉和夫1 永田直一1 渡辺紳一郎2

所属機関: 1防衛医科大学校 第三内科 2防衛医科大学校泌尿器科

ページ範囲:P.593 - P.595

文献概要

 57歳の男性。化学療法施行後,末梢血白血球数が1000/mm3に低下したのに伴い高度の発熱と陰嚢の発赤・腫脹が出現した。フルニエ壊疽と診断し,抗生物質とG-CSFの投与を開始した。DICと敗血症を合併しており,膀胱瘻を造設し,皮下ドレーンを挿入したが,敗血症が悪化し救命し得なかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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