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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻9号

1995年08月発行

セミナー 臨床医のための分子生物学—期待される臨床医学への応用・5

疾病のDNA診断と遺伝子治療

著者: 清水信義1

所属機関: 1慶應義塾大学・分子生物学

ページ範囲:P.651 - P.656

文献概要

はじめに
 近年ヒトの遺伝子研究が急速に進展し多くの疾病の原因にさまざまな遺伝子変異が関与していることが明らかになってきた。それに伴って疾病をDNAレベルで診断することが可能となり,正確・迅速な解析手法が普及しつつある。さらに最近では,遺伝子の細胞内への導入による疾患の治療の試みも行われ始めている。
 本稿では疾病のDNA診断と遺伝子治療に関する最近の動向について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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