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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科49巻9号

1995年08月発行

文献概要

症例

傍尿道に再発を来した尿管腫瘍

著者: 小林大樹1 城戸啓治1 田中聡1

所属機関: 1青森労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.677 - P.680

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 症例は61歳,女性。1990年4月右尿管腫瘍に対して右尿管膀胱部分切除を施行(扁平上皮癌)。1992年1O月傍外尿道口に孤立性の腫瘍を認め摘除,病理組織学的に転移性扁平上皮癌と診断した。1993年4月傍尿道に腫瘍の再発を認めたが,他部位に転移を認められなかったため,前骨盤内臓器全摘,右腎尿管摘出,回腸導管造影術を施行した。病理組織学的に,転移性扁平上皮癌であった。術後経過良好で1995年4月現在外来にて経過観察中である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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