文献詳細
症例
文献概要
症例は61歳,女性。1990年4月右尿管腫瘍に対して右尿管膀胱部分切除を施行(扁平上皮癌)。1992年1O月傍外尿道口に孤立性の腫瘍を認め摘除,病理組織学的に転移性扁平上皮癌と診断した。1993年4月傍尿道に腫瘍の再発を認めたが,他部位に転移を認められなかったため,前骨盤内臓器全摘,右腎尿管摘出,回腸導管造影術を施行した。病理組織学的に,転移性扁平上皮癌であった。術後経過良好で1995年4月現在外来にて経過観察中である。
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