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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻10号

1996年09月発行

文献概要

症例

顆粒球コロニー刺激因子産生の膀胱癌

著者: 丸岡正幸1 西川泰世1 長山忠雄1 松嵜理2 梶本伸一3

所属機関: 1千葉県がんセンター泌尿器科 2千葉県がんセンター臨床病理 3津田沼病院

ページ範囲:P.777 - P.779

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 肉眼的血尿で発症した74歳の男性の膀胱腫瘍症例。入院時白血球数が476,000/mm3,血液中顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)も86pg/mlと高かった。膀胱全摘除後,白血球数は一時正常化したが手術後20日で局所再発,白血球数も再上昇し,41日後に癌死した。自験例はG-CSF産生の膀胱腫瘍としては本邦11例目であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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