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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻2号

1996年02月発行

症例

後腹膜腔に発生した血管周皮細胞腫

著者: 赤坂修治1 清水宏之1 山本史郎1 寺島保典1 沖守1 坪井成美1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.131 - P.134

文献概要

 症例は33歳,男性。尿閉を主訴に他院を受診し,バルンカテーテル留置後,当院を受診した。IVP,CT,MRI,血管造影検査で骨盤腔を占拠する血管に富んだ腫瘍を認めた。経会陰式針生検を施行したところ,神経線維腫が疑われたが確定できなかった。腫瘍摘出術を行い,病理組織学的に血管周皮細胞腫の診断を得た。後療法として放射線照射を施行し,術後2年を経た現在,再発・転移を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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