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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻3号

1996年03月発行

症例

膀胱全摘8年後の尿管回腸導管吻合部再発

著者: 池田哲大1 福島真紀子1 瀬島健裕1 松岡等1 平川真治1 宮川征男1

所属機関: 1鳥取大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.234 - P.236

文献概要

 症例は79歳男性。1987年3月,肉眼的血尿を主訴にて当科初診。膀胱癌の診断のもと,膀胱全摘除術,回腸導管造影術を施行された。病理組織診断は移行上皮癌G2pTlで,再発を認めず,1990年2月より来院しなくなった。1994年12月に再び肉眼的血尿を主訴に当科を来院し,左尿管回腸吻合部に乳頭状腫瘍がみられ,左腎尿管摘除術,回腸導管摘出術,右尿管皮膚瘻造設術を施行した。病理組織診断は移行上皮癌G2だった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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