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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻4号

1996年03月発行

文献概要

増刊号特集 前立腺疾患'96 前立腺肥大症 治療法の選択と実際・薬物治療

αブロッカー

著者: 横山英二1 内田豊昭1 川上達央1

所属機関: 1北里大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.91 - P.95

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はじめに
 前立腺肥大症(BPH)の治療選択肢は,この10年間で急激に増えてきた。バルーン拡張法,尿道ステント,温熱療法,高温度療法,レーザー前立腺照射術,焦点式高エネルギー超音波照射法(HIFU),Transurethral electrovaporization(TUVP)などが次々に登場し,薬物療法でも各種のアンチアンドロゲン薬やαブロッカー(α交感神経受容体遮断薬)が開発されている。
 本稿ではBPHの排尿障害に有効とされているαブロッカーに焦点を絞って,これらの開発の経緯,BPH治療薬としての有効性,問題点について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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