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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻4号

1996年03月発行

増刊号特集 前立腺疾患'96

前立腺癌 診断のための検査と評価

CT,MRI診断

著者: 津ケ谷正行1 加藤誠1 丸山哲史1 郡健二郎2

所属機関: 1豊川市民病院泌尿器科 2名古屋市立大学泌尿器科

ページ範囲:P.174 - P.177

文献概要

はじめに
 前立腺癌の診断は触診に頼ることが大きく,画像診断が果たす役割は少なかった。しかし,経直腸的超音波断層法の出現,そしてCT, MRIの出現は前立腺癌の診断に大きなインパクトを与え続けている。前立腺癌は比較的早期にリンパ節転移や骨転移がみられ,このような遠隔転移のみならず,癌が前立腺の被膜内に留まっているのか,あるいは被膜の外へ浸潤しているのかを診断することが治療上重要である。前立腺癌におけるCTとMRI診断について述べるにあたり,まず正常前立腺のzonal anatomyについて簡単に触れる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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