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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻4号

1996年03月発行

文献概要

増刊号特集 前立腺疾患'96 前立腺癌 診断のための検査と評価

骨転移の診断

著者: 新家俊明1 上門康成1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.181 - P.183

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はじめに
 前立腺癌は乳癌,肺癌などとともに高率で骨転移を生じる悪性腫瘍であり,脊椎,特に腰椎や骨盤骨や肋骨に転移することが多い。骨転移をもつ進行性前立腺癌が無症状であることもしばしばであるが,前立腺癌の初発症状が骨痛や脊髄圧迫による神経症状や病的骨折であることも稀ではない。
 転移性骨腫瘍の診断には単純X線撮影と骨シンチグラフィが最も頻繁に用いられてきた。最近では薄断面CTや局所MRIが診断の一助となることが知られている。しかし確定診断のためには骨生検が必要となることもある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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