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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻5号

1996年04月発行

綜説

泌尿器腹腔鏡手術の現状と将来

著者: 松田公志1 三上修1

所属機関: 1関西医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.277 - P.287

文献概要

 Minimally invasive therapyをめざして,泌尿器科においてもさまざまな腹腔鏡手術が開発され,触知不能精巣の診断や副腎摘除術などは,標準術式として定着しつつある。また,後腹膜腔鏡手術は,後腹膜臓器を扱う泌尿器科特有の術式として,新たな発展が期待されている。腹腔鏡手術が定着するためには,手術侵襲の正しい評価方法の確立,教育制度の整備,合併症の予防,保険制度の整備と社会の正しい理解が求められよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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