icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻6号

1996年05月発行

セミナー 性感染症—最近の話題・4

女子の性器STD

著者: 保田仁介1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.385 - P.390

文献概要

 HIV感染症が社会問題となりSTDが減少しているといわれるが,若年婦人では必ずしもそうとはいえない。なかでも淋菌と同じ様な感染経路感染部位をもつクラミジアは淋疾が減少したのにその減少傾向が乏しい。淋菌感染症はSTDのハイリスク者の疾患であるが,クラミジア感染症はもう一般女子にまで広がってきているということであろう。
 HIV感染症の陰で裾を広げつつあるSTDの若年女子での問題点を述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら